当校について

学校の特色

01少人数・クラス担任制による指導

少人数制によるきめ細やかな指導で、介護福祉士、保育士・幼稚園教諭に欠かせない「思いやりの心」を育んでいます。また、担任制度をとっているので、教員と学生との間に密接なコミュニケーションが生まれています。心の通いあうあたたかな校風も、本校の大きな特徴です。

02現場に精通した優秀な講師陣

介護福祉士として長く現場に立った経験豊かで、学会で認定された「自立支援介護講師」でもある教員、保育者養成に長く携わり、現場との関係が深い教員など、本校の専任教員は精鋭ぞろい。専門知識や技術、福祉の仕事に携わるための心構え、現場での「実際」を理論的かつ実践的に指導しています。

03週5日制でゆとりある学習

本校では週5日制を導入し、2年間かけてじっくりと確実に力を養うカリキュラムを組んでいます。長期休暇もあり、学校行事や各種研修、国際交流もゆとりを持って楽しめ、充実した学生生活を送ることができます。

04高度な実践力を養う豊富な実習

豊富な校内実習に加え、2年間で10週におよぶ施設実習を行います。実習先は特別養護老人ホームや老人保健施設、保育所、幼稚園や児童養護施設、障がい者支援施設などで、学生の希望や進路を考慮してそれぞれ決定します。またこの他、自立支援介護福祉学科では社会福祉現場実習を、こども未来学科では学園グループの幼稚園や保育園での特別実習も行います。

05グローバル化に対応した人材の育成

学園グループには、現在8か国にわたって学務提携先があります。2020年10月には、専攻科日本語教育課程を開設。世界各国から、留学生が入学し、キャンパスの国際化が進んでいます。また、台湾での短期海外研修を実施しており、在学中に国際感覚を身につけ、グローバルな活躍ができる人材を養成する環境を備えています。

06充実した経済的支援

日本学生支援機構の奨学金はもとより、北海道をはじめとした道内外の自治体および社会福祉法人等による修学資金制度が複数あり、さらに拡充していく方向です。現在もそれらを活用して学んでいる学生が多数います。また、自立支援介護福祉学科は教育訓練給付金制度の指定講座でもあり、社会人経験者の在籍および卒業実績も十分、幅広い世代の学生が学習しています。

こども未来学科は、2年間で「幼稚園教諭」、「保育士」を目指します。また、短期大学卒業資格の取得も可能で、提携先である豊岡短期大学の通信教育を受講します。本来は同大学へ通う「スクーリング」が必要ですが、大学側の協力により、すべて本校にいながら受講することが可能です。北斗文化学園のグループである幼稚園での実習やボランティアなど、保育や幼児教育の現場経験を数多く重ねることができます。同じグループ内であるため、柔軟な対応もでき、実際の幼児についてや現場での対応について、高い実践レベルで学べる環境が整えられています。

学科紹介

01自立支援介護福祉学科

現場主義の実践的な授業に加えて、より高いステップも望める環境

本校では、第一線で活躍してきた講師陣が生きた声を伝えるとともに.校内外での実習を豊富に組み込み、在宅介護を実践的に学ぶ居宅介護実習や、ケースワーカーとして実務能力を養うための社会福祉主事実習など、就職先の選択肢を広げられるような実習授業を行っております。また、実際の施設への実習は、本格的に就職を意識できるよう、学生たちの進路希望にあわせた実習先を選んでいます。そうした技術を身につける授業のほか、近年、時代のニーズに沿って変化を繰り返す介護制度を理解し、社会全体を考えられる知識をもてる授業なども展開しています。本校は、2013年までに入学予定である学生なら自らの実力の証明となる「介護福祉士」、「社会福祉主事任用資格」など、福祉の現場で活躍するのに欠かせない資格を、卒業と同時に取得することができます。

~公共職業訓練(室蘭高等技術専門学院 委託訓練)~

取得可能な資格

自立支援介護福祉学科

  • 介護福祉士
    (国家試験受験資格)

    高齢者や障害がある人たちの日常生活全般を介護する専門家に必須の資格です。精神面のケアも担当し、介護が必要な人の家族に対しては助言や指導も行います。また、的確なケアプランを立てる能力も要求されます。

  • 社会福祉主事
    (任用資格)

    都道府県や市区町村などの行政機関で、保護やサポートを必要とする人たちの相談・指導・援助にあたるのが社会福祉主事。社会生活上のさまざまな問題を扱うため、福祉行政全般に関する専門知識が必要とされます。

  • 專門士称号
    (教育・福祉分野) (文部科学大臣公示)

    卒業と同時に「教育・福祉分野」の専門士称号を取得することが出来ます。本校で履修した教育科目単位の一部は、大学・短大に入学または編入学する際に、すでに履修した単位として認定されることがあります。

  • 赤十字救急法救急員
    (認定証) (日本赤十字社)

    救急法救急員養成講習を受講し、検定に合格することで得られる資格です。応急処置や救命法を学び、不慮の事故や急病時の処置法を習得。さらに、災害時のボランティアとして活躍できる技術も養います。

02こども未来学科

こども未来学科は修業年限2年課程の幼稚園教諭、保育士養成コース

社会の少子化は、深刻なレベルで進んでいるという見方もあるほど重要な課題です。それと同時に、幼児期は人間形成の基礎に関わる大切な時期であるということを念頭において、本校では教育を実践しています。それには、基盤となる「家庭の教育や子育て」に加えて、「地域」、「保育所や幼稚園などの施設」がともに連携して幼児教育を充実させていくことが大切になってきます。平成4年からはじめた介護福祉士の養成校から数多くの人材を輩出してきた実績のある本校は、地域貢献を進めながら、コミュニケーションを図っています。また、グループである幼稚園などから、実際の幼児教育の最前線の声や情報を感じ取りながら、平成21年度「こども未来学科」を開設するに到りました。女性が安心して子供を預けられ、働ける社会になることが少子化対策には欠かせないファクターです。

~公共職業訓練(室蘭高等技術専門学院 委託訓練)~

取得可能な資格

こども未来学科

  • 保育士
    (国家資格)

    保育所をはじめとする児童福祉施設で働くために必須の資格。専門知識・技術をもってこどもたちの保育を行うほか、保護者に対して子育てのアドバイスなども行います。

  • 幼稚園教諭二種免許状
    (豊岡短期大学 併修)

    幼稚園の先生として働くために必須の資格。幼稚園は法律上、学校に分類され、幼児教育を行う機関ですから、保育士とは異なり教諭の免許状が必要となります。

  • 社会福祉主事
    (任用資格) (豊岡短期大学 併修)

    都道府県や市区町村などの行政機関で、保護やサポートを必要とする人たちの相談・指導・援助にあたるのが社会福祉主事。社会生活上のさまざまな問題を扱うため、福祉行政全般に関する専門知識が必要とされます。

  • 短期大学士
    (豊岡短期大学 併修)

    短期大学を卒業した者に与えられる学位です。豊岡短期大学との教育連携により、本校の学生は同短大に入学・卒業することになります。

  • 専門士称号
    (教育・福祉分野)(文部科学大臣公示)

    卒業と同時に「教育・福祉分野」の専門士称号を取得することができます。本校で履修した教育科目単位の一部は、4年制大学に入学または編入学する際に、修了単位として認定されることがあります。

  • 赤十字幼児安全法支援員
    (認定証)(日本赤十字社)

    幼児安全法支援員養成講習を受講し、検定に合格することで得られる資格です。こどもを大切に育てるために、乳・幼児期に起こりやすい事故や病気の予防とそれに対する手当などの知識と技術を習得できます。

03日本語教育課程

日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業を受託

令和2年10月より法務省告示校として、北海道福祉教育専門学校に日本語教育課程を開設しました。本学園は本部が室蘭市にあり、同専門学校の自立支援介護学科を始めとして、系列のインターナショナル調理技術専門学校に海外からの留学生を受け入れています。日本語教育課程では留学生への日本語教育が2コース(6か月/1年)あります。そのほか、日本語・日本文化研修コース、外国人人材介護人材支援事業(日本語、介護技術等)などの日本語教育プログラムがあります。令和3年度には文化庁による「日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業」を受託し、本学園本部がある室蘭市のほか、伊達市、苫小牧市といった胆振地域の3市での地域の日本語学習支援者育成研修を行ないました。このような事業の準備、調査・企画、広報活動にも、研究所は一定の役割を担うことになります。令和4年度からも2年間引き続き文化庁の事業を受託することになりました。胆振地域を中心として外国人の受入れが進む中、多文化共生社会にむけて日本語学習支援者の育成に取り組んでいきたいと思います。

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取得可能な資格

日本語教育課程

  • 準備中

 

学校長メッセージ

これからの社会で求められる介護・保育のスペシャリストを育成します。

学校法人 北斗文化学園 北海道福祉教育専門学校
学校長 澤田 乃基

本校は、その前身校が、1941年に開校して以来、豊かなる人間性に裏打ちされた高い価値観を有する人間教育を目指し、常に地域社会に貢献できる専門職業人材育成に努めさせて頂いて参りました。1992年4月には、社会の高齢化に対応する人材育成をさせて頂くべく、「介護福祉学科」を開設、2019年には「自立支援介護福祉学科」に学科名を変更致しまして今日を迎えております。2021年3月期卒業の第28期生まで、その就職率は、28年連続して100%を達成させて頂いております。また、2009年に開設致しました保育士、幼稚園教諭の養成課程である「こども未来学科」においても、昨年に引き続き11年連続で就職を希望する学生がそれぞれの進路にその希望を叶えて参りました。

社会は、今後、戦後の高度成長期を経験された豊かな時代を知る多様な価値観をお持ちの「団塊の世代」が本格的に介護を必要とされる時代に突入し始めております。併せて、少子高齢化の時代における「労働人口の確保」という、社会的命題を有する今日、子どもを預けて就労する女性、共働き世帯にとって必要な保育サービスを維持するために社会にとって有益な人材としての保育士、さらには人間において最も大切な幼児期の知性と人間性を育む専門職である幼稚園教諭の一層の活躍が社会的に求められております。

本校は、教育・福祉分野の教育課程を開設する北海道胆振日高管内唯一の専修学校として、現下の社会のニーズに応え、かつ、さらに高度な実践的な職業教育を追求するべく、2014年3月には、「職業実践専門課程」の認可を受けさせて頂きました。
同年11月には、グローバル化にある国際社会において活躍する人材育成に着手すべく、中華民国(台湾)高雄市にある名門の看護系大学「輔英科技大學」と学務提携を締結しました。その後、2016年4月には、ベトナムのハノイにある「ヒノマル・アカデミー」、同年11月には、ロシアのサハリンにある「サハリン・カレッジ・オブ・サービス」との学務提携を締結、その後も提携先は拡大、増加しております。さらに、2020年10月には、「専攻科日本語教育課程」を開設し、管内唯一の日本語教育機関としても新たなスタートを切りました。

今後は、提携校間における交流を積極的に行うことにより、相互の専門職業教育を通じて相手と自分の違いを知り、それを認め合い尊重し合うという基本的姿勢のもと、国際社会に貢献できる人材の育成に努めて参ります。「相手様は、自分である」、「相手様に自己を映して観る」という姿勢こそが、「常に自分以外の他人の幸せを創造することに、自らの究極の喜びがある」という価値観を身につけるために必要であると確信いたします。このことは、校是「愛・敬・信」に基づく人間教育の実践の連続と弛まない努力によって涵養されるものであります。今後も、わたくしたち教職員は、一丸となり、「率先垂範」の姿勢でこの校是を体現する教育を実践させて頂く所存です。

2021年4月

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